
スムーズな売却・相続のために知っておくべきこと
不動産の処分は、人生における大きなイベントの一つです。売却、相続など、様々なケースがありますが、それぞれ異なる手続きが必要となります。この記事では、不動産処分の手続きの流れや注意点、そしてスムーズに進めるためのヒントをご紹介します。
なぜ不動産を処分するのか?
不動産を処分する理由は様々です。
- 老後の資金作り: 不動産を売却し、その資金を老後の生活費にあてる。
- 相続: 相続が発生した場合、遺産分割により、そのまま承継したり売却してお金に変える必要がある。
- ライフスタイルの変化: 転勤や結婚、離婚など、ライフスタイルの変化に伴い、住まいを変える必要がある。
- 不動産の維持費が負担: 空き家になっている不動産の維持費が負担となり、処分を検討する。
不動産処分の手続きの流れ
不動産の物権変動は、大きく分けて売却と相続の2つがあります。
1. 売却の場合
- 相場を把握:不動産は個々の要因によって価格は変動しますが、おおよそのその地域の相場観などネット等で把握
- 不動産の査定: 不動産会社に査定を依頼し、実際の売り出し可能価格を把握します。
- 不動産会社との契約: 信頼できる不動産会社との媒介契約を締結します。
- 不動産会社の売却活動: 不動産会社が、既存の買い客に紹介や物件情報をインターネットなどに掲載します。
- 内覧・交渉: 購入希望者が現れたら内覧を行い、売買価格などを交渉します。
- 売買契約: 売買契約書を作成し、売主と買主が署名・捺印します。
- 決済・引渡し: 残金決済を行い、物件の所有権が買主に移転します。
2. 相続の場合
- 相続人の確定: 被相続人の遺産を相続する人が誰かを戸籍を収集して確定します。
- 遺産分割協議: 相続人全員で集まり、遺産の分割方法について協議します。
- 不動産の評価: 不動産の評価額を算定します。
- 相続登記: 相続人が、不動産の名義変更の手続きを行います。
- 売却の場合: 相続人が全員同意すれば、不動産を売却することも可能です。
不動産処分における注意点
- 専門家への相談: 不動産売却は知り合いの不動産会社や信頼できる不動産会社に相談するのが一番です。相続は、相続人確定など相続人が多いほど戸籍の収集が大変になるため、行政書士などの専門家に相談することをおすすめします。
- 不動産の状況: 不動産の築年数、状態、立地条件、共有持分などによって、価格や手続きが大きく変わります。
- 売却に伴う諸々の経費や税金: 不動産の売却や相続には、様々な諸々の経費や税金がかかります。
- 手続き期間: 不動産処分には、思っていたよりも長い時間がかかることがあります。
スムーズに進めるためのヒント
- 必要書類の準備: 登記済証や登記識別情報、固定資産税評価証明書や通知書があれば整理しておきましょう。
- 不動産会社に相談: 不動産会社から不動産査定をしてもらって比較検討しましょう。
- 専門家と連携: 行政書士など、専門家のアドバイスを聞きながら進めましょう。
- 焦らずじっくり: 不動産処分は、焦って進めるよりも、じっくりと時間をかけて進めることが大切です。
売却までの期間、資金を調達する方法もあります
不動産の売却までの間、資金需要があるお客様もいます。いわゆるつなぎ資金です。
不動産を売却すると同時にその売却代金から借入を返済するため、個人でも総量規制による年収に関係なく利用できます。
不動産の売却期間のみ借入するため、銀行はなかなか貸してはくれません。
このようは場合、つなぎ資金に対応しているノンバンクを利用するのも一つの手です。
ノンバンクを利用する場合利率は銀行より高いですが、不動産を急いで売却するよりかは安いです。100万、200万、300万と当たり前のように相場より安くして売却しますから。
一応紹介できるノンバンクを記載しておきます。
アライアンス株式会社 https://alliance-trust.co.jp/
です。
不動産処分は、人生の大きな決断です。この記事が、少しでも皆様の参考になれば幸いです。不動産に関するご質問は、お気軽に専門家にご相談ください。
行政書士 石川 慶