
はじめに
自宅じまいと不動産売却、いつ考えればいいのか
つい先日、75歳を超えたおひとり暮らしの方から、こんなご相談を受けました。
「自宅をどうするか、そろそろ考えないといけないとは思っているんです」
とても自然な悩みです。
「あと10年、元気に暮らしたい」
75歳を過ぎると、多くの方がこう考えます。
- できれば今の家でこのまま暮らしたい
- ただ、いつかは施設や介護も考えないといけない
- できれば元気なうちに、少し余裕のある生活をしたい
そして多くの場合、
まとまった資産は「自宅」しかない
という現実があります。
本音は売却すればお金は入る。でも…
自宅を売却すれば、
- まとまったお金が手に入る
- 生活にゆとりができる
ただし同時に、
住む場所」を失う
という大きな問題が出てきます。
- 引っ越しが負担
- 新しい環境への不安
- 高齢での賃貸契約の難しさ
これが、決断できない一番の理由です。
リースバックへの不安
最近よく聞く「リースバック」ですが、相談者の多くは慎重です。
- 家賃を払い続ける必要がある
- 将来払えなくなる不安
- 契約内容が分かりにくい
「住み続けられる」と言われても、所有権がないので不安が残る
この感覚はとても現実的です。
一つの考え方「少し先で売る」
今回のご相談でも出てきたのが、この考え方です。
今すぐ売らない
- 元気なうちは今の家で暮らす
- ただしタイミングは考えておく
目安としては、
健康寿命の少し手前(3〜5年前)
- 施設入居や介護を考える時期
- 自宅の管理が負担になり始める時期
このタイミングで売却すれば、
- 住み替えも現実的
- 資金も確保できる
選択肢は売却だけではない
自宅を活用する方法は一つではありません。
例えば、
不動産担保ローン(リバースモーゲージ型)
- 自宅に住みながら資金を得る
- 売却は将来自分が亡くなった後
持分の売却
- 一部だけ現金化する
- 柔軟な資金確保
状況に応じて「段階的に考える」ことが可能です。
石川慶行政書士事務所の考え方
当事務所では、
「今すぐ売るかどうか」を無理に決めません
むしろ、
- これから何年、どのように生活したいか
- どのタイミングで判断するのがよいか
を一緒に整理します。
長期的に寄り添うサポート
初回のご相談で結論を出すのではなく、
- 数年単位で状況を見ながら
- 必要なタイミングで判断できるように
継続的に関わることを大切にしています
そして最終的には、
- 売却
- 不動産担保ローン
- 持分売却
など、その時点で最適な方法を選択し、手続きをサポートします。
最後に
75歳を過ぎると、
「急いで決めること」と「まだ決めなくていいこと」
この見極めがとても大切になります。
自宅じまいは、その代表的なテーマです。
「まだ先の話だけど、少し気になる」
その段階でのご相談が、一番ちょうどいいタイミングです。
行政書士 石川 慶
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