「相続人の一人と連絡が取れない」
「何年も会っていない親族がいる」
府中市・稲城市・国分寺市エリアでも、こうしたご相談は少なくありません。
結論から言うと、
👉 相続人が1人でも欠けた状態では、遺産分割協議は成立しません。
目次
よくあるケース
実際のご相談では、次のような状況が見られます。
- 兄弟の一人と長年連絡が取れない
- 相続人の住所や連絡先が分からない
- 連絡しても返答がない
- 相続の話し合いに消極的
このままでは、不動産の名義変更や売却は進められません。
なぜ1人でも欠けると進まないのか
遺産分割協議は、
相続人全員の合意が必要です。
そのため、
- 1人でも参加していない
- 1人でも同意していない
この場合、協議自体が成立しません。
まず行うべき対応
音信不通の場合でも、できることはあります。
① 所在の確認
- 戸籍や戸籍の附票を取得
- 現住所の追跡
② 書面での連絡
- 相続が発生していること
- 協議への参加依頼
記録を残すことが重要です。
それでも進まない場合
対応を進めても解決しない場合は、家庭裁判所での手続きに移行します。
- 遺産分割調停
- 不在者財産管理人の選任
などの方法により、手続きを前に進めることが可能です。
当事務所の対応について
当事務所は、**相続手続きや書類作成、相続人調査など「トラブルになる前の段階」**を中心にサポートしております。
相続人の所在調査や、遺産分割協議書の作成など、円滑に手続きを進めるための実務を丁寧に対応いたします。
一方で、調停や訴訟などの紛争性が生じた場合には、
提携している弁護士をご紹介し、適切に引き継ぎを行います。
そのため、
- 「まだ揉めてはいないが不安がある」
- 「できれば穏便に進めたい」
という段階でのご相談に適しています。
■ 不動産がある場合の注意点
府中市・稲城市・国分寺市では、
- 実家の戸建て
- 小規模な土地
といったケースが多く、
共有状態のままでは活用できない
という問題が起こりやすくなります。
- 売却できない
- 利用できない
- 税金だけ発生する
■ 放置するリスク
時間が経つと、
- 相続人がさらに増える
- 権利関係が複雑になる
解決のハードルが上がります。
■ まとめ
音信不通・疎遠な相続人がいる場合でも、適切な手順を踏めば解決は可能です。
状況に応じて専門家の使い分けが必要はじめに
相続人全員の関与が必要
放置せず早めの対応が重要

行政書士 石川 慶